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ちょっと大きな絵の展覧会ー最終日 [アート]

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「ちょっと大きな絵の展覧会」は本日最終日です。

次回は夏の一大イベント「小さな絵の展覧会」です。
作品点数は毎年500点ほど。サイズもプライスも小さいことが大人気。
この展覧会の準備のためこのdiaryも休みがちでした。具合でも悪いのかと心配したよと言ってくださる方もあり申し訳なく思っています。
さらにもう少し準備が必要なので、10日ほど休廊いたします。

初日は7月25日。
是非お楽しみに。

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没後30年北川民次ー瀬戸市美術館 [アート]

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愛知縁の作家北川民次。

名前も作品もある程度知っていましたが、そういえばまとめてたくさんの作品を観たことがありませんでした。

メキシコに渡りリベラ、シケイロス、オロスコらの壁画運動に影響を受けた後瀬戸でアトリエを構えた作家です。名古屋市美術館にメキシコ作家の作品が多いのは北川のおかげかと思います。

強いアウトラインに特徴があるのも独特のデフォルメーションもメキシコでの経験からでしょう。

そんな作品の中で瀬戸の風景画に何だかとってもホッとしました。
瀬戸に帰国後アトリエをもったのもきっと彼が瀬戸をとても愛したからなのだと思いました。
帰国時の瀬戸は瀬戸物の町として栄え、それでも昭和の穏やかさも持ちあわせた日本人のリズム感にぴったりの町だったのではないでしょうか。

ラテンの国メキシコの刺激は若い北川にはとても魅力的だったに違いないけれど、一方で日本で生まれた彼には瀬戸の日本的な活気もまた好きだったんだろうな。

陶器への絵付けも楽しんでいたように見えました。

北川といえばもう1つ、バッタ。
キャラクターとしてもとても魅力的。

あのバッタは男性です。多分北川本人。
その理由は是非観て実感してください。
私とは違う感想を持った方はプリズムにてそのお話ししていただけたら嬉しいです。

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大きな作品にあるものーちょっと大きな絵の展覧会 [アート]

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作家にとって絵の大きさにはどんな意味があるのだろうか。

発表する作品は大きさに関係なく気を抜けないのは当然のことではあるけれど、それでも大きな作品は注目度も高く気合いの入り方は違ってくるのだろう。
だから個展ではこれはと思うアイデアは大きな作品に仕上げることが多い。

今回の展示作品はプリズムが30年間丁寧に買い集めた作品だから、やはり力作揃い。

小さい力作は次回の「小さな絵の展覧会」で観られるのでその前哨戦としてこの展覧会を観るのも良いと思います。



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ちょっと大きな絵の展覧会ー初日 [アート]

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夏には恒例かつ大人気の「小さな絵の展覧会」があります。

「小さな絵」というからには「大きな絵」もある。

そもそもプリズムは大きな絵を飾る仕様にはなっていないので150号以上の絵を展示したことがありません。搬入口、展示壁の構造がそのようになってはいないのです。

それでも「プリズムとしては」大きな絵もあるわけで・・・。

一度その「・・・としては大きな」絵を飾ってみようという企画です。

大きな絵ならではの迫力があります。
「小さな絵」のような気軽に身近にという気易さはありませんが、ある種の見応えがあります。貫禄といってもいいかもしれません。

「小さな絵」の前に「大きな絵」も観てください。


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高北幸矢板絵新作展ー最終日 [アート]

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「高北幸矢板絵新作展」は本日最終日です。
名古屋池下の古川為三郎記念館でのインスタレーション「落花、未終景。」は7月15日(月)まで開催していますので、是非お出かけください。

次回は恒例の「小さな絵の展覧会」を前にプリズムとしては大きめな作品の展覧会「ちょっと大きな絵の展覧会」を開催いたします。7月4日から14日まで。(火曜休廊)

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朱夏遠望ー高北幸矢板絵新作展 [アート]

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1つの役目を終えた古材に次の役目を作品という形にするという行為。

人も物も変わるけれど、そのときそのときの輝きを持ち続けたい。
作家の希望でありメッセージでもある。

老いても老いの中の輝きはきっとある。

若いお客様が「かっこいい!」という感想を残してくれた。古材の持つ風合いをかっこいいというのだ。
今回の作品をそう表現してくれたことを嬉しく思う。老いることは決して悲しいことではないというメッセージを読み取ってくれたのだから。

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流されて春夜ー高北幸矢板絵新作展 [アート]

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黒く塗られた下には明るく柔らかなパステルカラーが覗いています。

残った絵の具を継ぎ足してできた黒は作家の心の積み重ね。確かにその重さはありますがパステルの軽さがそのバランスをとってくれはしないだろうか。



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じっと静かな春夜ー高北幸矢板絵新作展 [アート]

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かつて「何か」だった板が素材です。

「何か」だった痕跡だったり、さらにその朽ちる過程が見えている板。

「作品にする前にすでに何割かはできている。一から作っているわけではない。」と言う。
真白なキャンバスと対峙するのとは違うということらしい。
さらに「円空もこんなふうに仏を刻むことを楽しんだのではないかと思う。」と。

作家が意図しない形、傷だったり歪みだったり。その魅力を生かして制作することの楽しさ。

朽ちかけた板は制作の途中でもどんどん崩れたりして形が変わる。

「額も無いのでよごれたときどうしたら良いですか?」という購入者には「気になったら洗ったり拭いたりしてくださって良いです。ここまで育った板ですからその続きをあなた流に育ててください。そのまま汚れるのもあなた流です。」と答える。

時間は同じように流れ、それぞれのようにも流れる。


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気楽に春夜ー高北幸矢板絵新作展 [アート]

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この板絵は最後に黒や白や朱や紫を描いた絵の上に塗って仕上がります。

とりわけ黒に関してはちょっとした思いがあります。
高北は絵を描く時に残った絵の具を捨てません。1つの瓶に入れておきます。赤も黄色も緑も1つの瓶にためているとほぼ黒になってきます。「ほぼ」ということはその時によって緑がかっていたり、赤味がかっていたり・・・。だから全部の作品の「黒」が同じではない。

そこには時間が詰まっている、生きてきた時間。制作の思いの欠片が溜まっている。昨日と今日では違った黒になる。心がいつも同じではないように変わってきた「黒」

長く制作を続けてきたからこその世界観も観てください。

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巡り行く秋夜ー高北幸矢板絵新作展 [アート]

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「紫」がベースにある作品は「・・・秋夜」というタイトルが付いています。

「紫」に秋の夜といえば源氏物語を思い浮かべてしまいますが、そういうわけでもないようです。
とはいえ、そう遠くもないような・・・。

暑さも凌ぎ易くなった夏の名残もある秋の初め頃の色にも思えます。

空気が透明になって月の光が冴え渡る秋の夜。

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