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hiroko illustrathion「石ころ」ー最終日 [アート]

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「hiroko illustration展ー石ころ」は本日最終日です。(午後5時まで)
子供達の何気ない日常を観ていただけた事と思います。

次回は11月22日(木)から「谷口広樹展」です。
繊細な谷口ワールドをご覧ください。

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手の中にーhiroko illustration展「石ころ」 [アート]

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手の中にあるものは・・・。

一番大事な物は手の中に入れていたい。

誰にも見せたくない。
みんなに見せたい。

大事なものの存在をずっと手で感じていたい。

手の中のものは心の中のものと同じかもしれない。



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ポケットの中にーhiroko illustration 展「石ころ」 [アート]

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ポケットの中に入っているドングリや葉っぱは子供にとって大事な宝物。
もう忘れてしまっていたけれど、ドングリには椎の実も櫟の実もあるんだよ。

この絵を観ていると、忘れていた宝物のことがどんどん思い出される。

hirokoさんは子供の心をたくさん知っている。
こんな宝物をポケットに入れたあの日の幸せ。

戻れないたくさんのことがある。
遠い目をして思い出してみる。hirokoさんの絵があったから。

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草原に寝そべってーhiroko illustration展「石ころ」 [アート]

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hirokoさんの絵は鉛筆の線画とアクリルの彩色で構成されています。
その鉛筆の部分の線がとても綺麗だと思います。

hirokoさんはエゴン・シーレが大好き。シーレの線が好きだと言います。
シーレの絵とは内容が全然違いますが、そう言われてみるとシーレの線が見えてくるような気がします。

シーレを目指してどれほどたくさんの絵を描いたのでしょうか。
この線は夢中で描いたであろう時間が思われます。

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ゲンゲの野ーhiroko illustration 展「石ころ」 [アート]

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hirokoさんの少年少女たち、モデルはご自分であったり2人のお子さんの小さいときであったりです。
もう今では十分大きくなられてはいますが、彼らのかつての姿がここにはあるのです。

つまりhirokoさんの視点は自分の子供の頃の視点だったり、母親から見た子供への視点だったりなのです。表情などは自分で自分を見る事はできないので彼女のお子さんが彼女に見せた時々の表情なのでしょう。

子供の感情というのは時代を超える、普遍的なものなのです。


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石と櫛ーhiroko illustration 展「石ころ」 [アート]

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hirokoさんの今回の個展「石ころ」には彼女とおばあちゃんの心温まるエピソードがあります。

そのエピソードにむけて児童文学の松原喜久子さんが文を書いてくださいました。この文をお読みの上でhirokoさんの絵を観ていただくとさらに深く作品に入っていただけると思いますので、以下に書かせていただきました。


ヒロコさんの石

道端で小石を見つけるのが難しくなりました。
そうねえ。
どこも舗装の道ばかりですもの。

子どもの頃は都会の中心部を除いて、多くが土の道でしたから 道端には草々が繁り、石、石ころがどこにでもありました。雨 が降れば、水溜り、ぬかるみです。そんな石ころ、草々、水溜 り、ぬかるみもまた、子どもたちの遊び相手、仲間でした。

学校帰りも遊び帰りも、草を引いて互いの首筋をくすぐった り、小さな実を齧ったり、上手に口で鳴らしたり。水溜りも避 けるどころか、わざわざ踏み入れて、ピシャリ。泥水を跳ね上 げてはしゃぎました。快感。

少しくらい足もとを汚して帰っても、玄関先か裏口でささっと 拭えばそれまで。当時の多くの家は、そのくらいの汚れは目立 たない暮らしだったのです。

どこにでも転がっていた石、石ころは、とりわけよき遊び相手 遊び仲間でした。
小さい石、丸い石、平らな石。
人さまにぶつけたり、田や畑、よその敷地に蹴り入れるのは、子 どもの遊びでもルール違反でしたが、蹴るという動作は楽しみ 互いに競う石蹴り遊びの石は、土の上を滑るによい平らな手ご ろな石を選び、気に入りをポケットや引き出しの隅に納めてい ました。

遊び相手のない折りも、石はひとり遊びの相手で、ヒロコさん は家への帰り道、出会った道端の石を蹴り蹴り帰られた記憶の 持ち主です。

ひとつの石を途中で見失わないよう、川や側溝に落とさないよ う蹴り続けて、無事家まで。その満足の気持ちのままに、その 石をおばあさまにプレゼントされたのです。
手から手へ。
渡した手、受け取った手。 ともに何気ない日常のひとときの動作だったでしょう。
「 はいっ」
「 ありがとう」
場面も浮かびます。私も負けないおばあちゃん子でしたから。

ヒロコさんの一年生の頃、おばあさまは旅立たれ、石の記憶は 一旦閉じられてきました。

時が流れて、
「あの世まで 持っていきたし 石と櫛」
お佛壇の引き出しから見つかったおばあさまの文字。

ヒロコさんの記憶の扉、思い出の扉が開きました。
櫛をプレゼントされたのは、年下の従弟さん。石がヒロコさん で、櫛が男の子というのもいいわ。
「 持っていきたし」
と思われたとき、石からも櫛からも何かがふっと立ち昇って、 おばあさまの内に忍び入ったに違いありません。あの世まで道 連れになりましたよ、きっと。

いいお話ですね。
そんな思いが今回のヒロコさんの世界です。

ヒロコさんは私の子ども世代で、私はあの世まで持っていきた いものを巡らせています。

平成三十年 秋 松原喜久子


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みどりの野ーhiroko illustration 展「石ころ」 [アート]

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hirokoさんの描く世界は小学生にあたる年齢の子供であることが多い。
いわさきちひろが就学前の子供であるのに対しそれから上の子供ということになる。
ちひろの子供達だって子供なりにたくさんのことを感じ考えている。
hirokoさんの子供達も少し大きくなった分成長した感じ方や考え方をしている。

子供はいつでも笑っているわけではない。むしろ笑っていない時間の方が多いのかもしれない。
だからといって泣いたり怒ったりだけではない。日常の子供は彼らなりにいいことも悪いことも考えたり、案外ぼーっとしていたりもするものです。

hirokoさんの絵には子供のリアリティがある。

できれば子供には笑っていてほしい。
少なくとも深い不条理な哀しみだけは味あわせたくない。
それはhirokoさんの絵にそれは無い。きっとhirokoさんの願いでもあるのだと思う。



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ジュズダマーhiroko illustration「石ころ」 [アート]

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hirokoさんの個展会場では小さい頃の話に花が咲きます。

数珠玉に糸を通して首飾りを作った話もよく出ます。
女性はほとんどの方が作った経験があるようです。たまに数珠玉を知らない方がいらして「何で知らないんだろう」なんてわいわいがやがや。

きっとそんな話をしているとあの頃の気持もどんどん溢れ出してくる。

hirokoさんの作品はそんな世界です。ノスタルジーというのかというとちょっと違う。ノスタルジーは大人が遠い目でその頃を懐かしむのに対して、観ている人が一瞬あの時代を生きている感覚です。

どんなに言葉で表現しても全然伝わらない気がします。会場にお運びいただきたいのです。



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ギャラリートークのお知らせーhiroko illustration展「石ころ」 [アート]

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明日11月10日(土)午後5時からギャラリートークを開催します。(予約不要・入場無料)

この絵の中の子hirokoさんでしょうか?
それとも隣のあの子かな?

hiroko作品の世界観について、また制作の技法など、どんなお話が飛び出してくるのか楽しみにしていてください。





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hiroko illustrathion「石ころ」ー初日 [アート]

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イラストレーターhirokoさんの個展です。

思春期前の少年少女の柔らかい心の揺らめき。

誰もが知っている、誰もが知らない、懐かしいあの頃。

hirokoさんnの世界はそんな世界。

「石ころ」はhirokoさんの大切な思い出。
忘れてしまっていたのに、ある日引き出しの中から出て来た「石ころ」があの頃の柔らかな心も一緒に連れて来てくれた。

個展会場に入るとあの頃に戻っていきそうです。

hirokoさんは会期中毎日在廊いたします。


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