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御囲章木版画展ー「今が盛り」 [アート]

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御囲章さんのこの個展のサブタイトルはー私の「普通」な景色ーです。

今回に限らず彼の作品は「風景」なのだと言います。
地面が描いてあろうがなかろうがモチーフの植物は地面から生えているイメージなのだそうです。
地面があることを前提に絵を描くのだからこれは「風景」であると捉えている。だからといって植物が描きたいわけではない。事実植物らしいモチーフはこの世に実際に存在する植物ではない。このモチーフを通して描かれているのは心情だったり人の佇まいだったり。人物が醸し出す何かをモチーフに重ねているのです。

昨日のギャラリートークから解き明かされたあれこれ。まだまだ奥深い御囲ワールドに戸惑いつつも真髄に迫って行きつつあるようにも思います。





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御囲章木版画展ー「滞り無く降りて欲しい」 [アート]

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作家にとって技法というのは表面的なことで本質的なことではありません。
その技法を使って制作するのはそこに至るまでにたまたま出会ってしまい、それが作家としての体質によく合ったということにすぎない。

御囲章さんにとっての木版画も大学で出会ってしまった1つの技法でした。
問題はそれを使って何を知らしめたいのか、どう表現したら観る側に伝わり自分が納得できるかなのです。

彼の一連の作品を見れば一目瞭然、モチーフには植物が多用されています。
植物は彼にとってどんな存在なのか。

「朽ちかけた植物に心が震えます。桜の古木だったり、間もなく季節が終わり枯れてしまいそうなトマトだったり。木でも草でも、成長著しい状態ではなく朽ち果てようとしているものにです。」と御囲さんは言います。そういう植物が彼の心に何を残していったのか。少しずつ解き明かしていけたらいいなと思っています。

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御囲章木版画展ー一版多色刷り彫りすすめ [アート]

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木版画展ですから御囲章さんの作品は木版画です。

ただ小学生のレベルの知識では多色刷りといえば色数だけ版を彫って、あるいは遠くの方の色は同じ版でも別の色でもできますが、それでも何枚か版を彫らなければ制作できないことになります。

「一版多色刷り」というのは版木は1枚なんです。
一枚で何色もってどういうこと?「彫りすすめ」って?
まず色をのせる部分を彫り、一番薄い色を刷ります。
一番薄い色の部分だけ彫って次に薄い色を刷る。その次に薄い色の部分を彫ってその次の次に薄い色を刷る。・・・の繰り返し。
例えば一番薄い色が黄色、次に薄い色が黄緑、その次に薄い色が緑・・・繰り返して最後に黒、みたいにね。彫りながら刷っていくから「彫りすすめ」

言葉だけの説明ではわかりづらいですよね。まあ観に来てみてください。

とにかく、版が変化していくので10枚刷ろうというのならばどん段階でも10枚は刷っておかないと後で追加はできません。普通、版画は追加がききます。だから作家によっては1枚ずつしか制作せず注文があると刷るということもあります。(10枚と決めてエディションナンバーの分母が10なら11枚とか12枚とか分子が10を越える事はありませんが)しかし、「彫りすすめ」の場合注文があってから刷るということはできないのです。

今日は御囲作品の技法について書きました。
技法は知識的な部分で作品の真髄ではありません。
少しずつ本質に迫っていけたらいいなと思っています。

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御囲章木版画展ー初日 [アート]

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本日より「御囲章木版画展」です。
サブタイトルはー私の「普通」な景色ー

「小さな絵の展覧会」ではデビューしていますが、名古屋では10回目のプリズムでは初めての個展です。ずっとやってきた画廊が昨年閉廊したのを機にプリズムをホームグランドにしてくださったのです。

木版画ではありますが、一版多色刷りの「彫りすすめ」という技法で制作しています。

明後日29日午後4時からギャラリートークでテーマを始めとして技法などもお話ししてくださるかと思います。ただ今台風24号の状況が大変微妙なようです。場合によっては変更などもあり得ると思いますので警報発令のおりにはお問い合わせをお願い申し上げます。(TEL052-953-1839)
なお、御囲さんご本人は会期中営業時間には在廊しますのでいつでもお話をお聞きいただけます。



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Goki & Artists 2018 Autumnー最終日

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早く過ぎ行く季節の中でのファッション展では日々展示も変わって行きました。
四季のはっきりしているこの国の風土が装うことに繊細な感性を育んで来たように思います。

ファッション系の次回の展覧会は10月下旬です。

プリズムの次回は9月27日より「御囲章木版画展」です。
超絶技巧的木版画の美をお楽しみください。

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今日の雨だけど・・・ーGoki & Artists 2018 Autumn [アート]

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災害的な酷暑と言われた後は、言いようも無く残念な雨続き。
久しぶりに好天だったのはたった3日間。
昨日は30度を超える暑さだったのに今日はもう20度そこそこ。
天候の急激な変化に体もだけど、その体を保護する服をどうするかも大問題。

もうそんなときは脱ぎ着が楽なジャケットを合わせるのが一番。

今日の組み合わせは全部Gokiスペシャルプライスです。
ジャケットは秋色ながら綿麻素材、インナーは綿のカットソー、パンツは綿ジャージーでストレッチ感抜群。体にも楽なのにジャケットできちんと感もある。

こんな優秀なGokiもあと3日間で終わります。

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水丸さんが愛した鳥取への旅③ー番外編(有定堂書店) [アート]

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鳥取では少しゆったりしたスケジュールで過ごそうと決めていました。
気持のいいカフェで美味しいコーヒーなんか楽しんだりなんて思っていました。
旅の最終日はそんな1日にしようと思っていましたのに・・・。

あの台風21号のおかげで朝からもう名古屋に帰れない事は決定し、朝からまずはその対応策を。

鳥取は中国山地のおかげで台風の影響は毎回少ないとの事、雨こそ降って来たもののそれほどのことはありませんでした。ただ雨の中そんなにあても無く歩き回る事もできず。

初日に少し街歩きをし、この街がそれほどの規模でない事はわかっていました。
雨ではあるので何度も行った事のある鳥取砂丘に行くのも気が進まず。

結局初日にこれはと思った「有定堂書店」へ。

鳥取を悪く言うわけではないのですが、正直なところかなり活気があるとはとても言いがたい。
この書店もご多分に漏れず、外見は街の古びた書店。昭和の頃にはきっと流行っていたんだろうなという風貌。

ところが中に入ると、これがとても面白い。
「カフェで読みたくなる本」(タイトルは若干間違っているかもしれません)だとか「猫好きへ」とか同じ本でも合うコーナーであればいろいろに置いてある。
思想書、経済書、政治書、美術書、小説・・・漫画も。
Casaのバックナンバーなんかが揃っていたり・・・。
鳥取を紹介する本も揃っていました。この本屋さん鳥取が大好きなんだなと思いましたよ。
もちろん水丸さんの「鳥取が好き。」は随所に置いてありました。

いろんなジャンルがあるにもかかわらずかなり偏った選書。
多岐にわたるジャンルではあるが、その内容は個人的な好みを感じる。
私設図書館的な匂いがする。
作家は言うまでもなく同じ装幀家のものと思われる本が随所に置かれていたりする。
美しい本が多かったのも印象的だったな。

以前おとずれた京都の恵文社一乗寺店が知っている書店では一番近い雰囲気だろうか。

書棚を片っ端から引っ掻き回したくなる衝動を押さえる。だってここは街の本屋さん。ここでお商売をしていらっしゃる。一介の旅の者はここでたくさんの買い物をするわけも無く、失礼は慎まなければ。

それでもここに立ち寄った証に何か1冊と思い、この旅に最も相応しい「民藝の歴史」を求めた。

鳥取に住んでいたら、あるいは名古屋にあったら必ず入り浸る事間違い無しの書店だった。

名古屋に帰って調べてみたら、書店業界では伝説的なお店としてつとに有名なのだと言う事がわかった。

店番は2回訪れたけれどいずれも年配の女性がしていらっしゃった。
本の選定は誰がやっているのか。もしかの方ならどんな思いでチョイスしているのかなど聞いてみたかったが、なんだかそれも失礼な気がして。「買った本に書店のゴム印などあったら押してほしい」と頼んでみたけれど、「それは無いのでショップカードを持っていってください。」と。やはり多くを聞くきっかけが無いまま書店を後にした。


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春色を秋色にーGoki & Artists 2018 Autumn [アート]

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秋と春、気候は似ていて着るものは物理的には同じ物で過ごす事ができます。
暑さ寒さを凌ぐだけのことを求めるならそれでいい。

だけど移り行く季節を楽しみたいじゃないですか。
とはいえ、実は秋や春は夏や冬と違って季節がどんどん進むので現実的には「春物」と「秋物」を分けて持つのはなかなかお財布に厳しい。

カーキ色は一枚加えるだけで断然「秋」にしてくれる便利色。
自分のワードローブを考えて着回しが効くカーキ服を持っているとお助けアイテムとなる事間違い無しです。

秋色にした春服の隣には秋色の絵を飾りました。
シェフ達、美味しいジビエを作ってくれるのかしら。

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黒で季節をーGoki & Artists 2018 Autumn [アート]

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Gokiの基本色は「黒」です。

春夏秋冬の表情を「黒」で表現する。布の微妙なニュアンスだったり、形のだったり・・・。

「黒」が雄弁に語る季節感。

一雨ごとに秋が深まり、昨日着た服がなんとなく今日はそぐわない。

そろそろ秋本番のためのブラウスが大活躍です。

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水玉は可愛いーGoki & Artists 2018 Autumn [アート]

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昨年からのGoki発新ブランド「lumy felicia」が大人気です。
特に水玉使いが大人可愛いを演出してくれます。

女子は可愛いが大好きです。

このチュニックはウールとポリエステル。上質のポリエステルの重みで綺麗な曲線を作ってくれます。

チュニックの下に何を合わせるかはあなた次第。
長めのスカート?細めのパンツ?太めのパンツ?ロングブーツ?エンジニアブーツ?綺麗な華奢なパンプス?黒?赤?・・・

わくわくするね!

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