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夏のうた(高北幸矢)ー遠い夏の記憶 [アート]

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ため息が思わず出てしまうほど毎日が雨マークの天気予報。

「露草」はそんな日の清涼剤。

そういえば最近見かけないという方もいらっしゃるかもしれません。
整備された都会のガーデンにはあまりありません。
どうってことない草むらや、手入れが行き届いてない花壇なんかには咲いています。

ウチではそこら辺で勝手にのび放題だった一株をいただいてベランダにいてもらっています。
梅雨時は本当に元気で嬉しそうにたくさん花を咲かせてくれているんです。

遠い夏の記憶ー初日 [アート]

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本日より「遠い夏の記憶」です。

「夏」に因んだ所蔵作品を展示しています。

遠い記憶の中に今も輝く数々の作品。
プリズムを見続けてくださっている方々には感慨深い作品ばかりだと思います。

建部弥希ドローイング展(私のマワリの小サナ出来事)ー最終日 [アート]

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「建部弥希ドローイング展」は本日最終日です。
建部さんの制作イメージソースをたっぷりお見せできたかと思います。

次回は6月29日(木)から「遠い夏の記憶 プリズムコレクション2017」です。
プリズム所蔵作品からみなさまに「夏」をお届けします。

ヒカリのリズムー建部弥希ドローイング展 [アート]

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この作品は今回の作品のの中で一番サイズが大きい。A1サイズのパネルです。画材はアクリル絵の具。
建部弥希さんは基本的には油絵の具で描くことが多く、アクリル絵の具は大きな作品に使うことは少ない。だからこの大きさの作品にアクリル絵の具は珍しいのです。

絵の具の特徴として油絵の具は乾くのに時間がかかり、アクリルは速い。
これは画家にとってなかなか大きな問題なのです。
早く結果を見て次ぎどう描いていくか考えたいタイプと、ゆっくり乾く時間が次どう描くか考えるタイプと。前者は油絵の具の乾く時間を待つのが負担になるし、後者は速乾性が考える時間を追い立てられるし。建部さんは前者らしい。だから比較的小さな画面にドローイングを描くのならアクリル絵の具が使えるけれど、大きなキャンバスを前にすると早く乾きすぎて思考に余裕が無くなるのだそうです。

A1サイズと言えばそこそこの大きさがある訳だけど。
やはりちょっと思考時間のコントロールが難しかったそうです。
画面に布を張込んだりして工夫はしたようですが。

そしてこの作品、色が短冊状になっていてこのところ出て来た新しい世界観なのだそうです。
ドローイングを描きながら画家建部弥希はどんどん前に進んでいっているのです。

ドローイングを描くということー建部弥希ドローイング展 [アート]

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ドローイングに真剣に向き合うようになったのは学生の時だったと言います。

担当教官から「ドローイング100本ノック」という課題があって1日10枚が目標だったそうです。各対象をちゃんと見るということを意識する習慣はこの課題で身に付いたのだそうです。だから今回の「ドローイング展」ではどれも対象があっての作品なのです。

「光」「家」・・・。
気になるものを建部弥希の心の目で見る。

ここから本作になることもあるし、残念ながら本作に至らないこともあるのですが・・・。
心にひっかかったものは欠片としてどこかに必ず作品に生かされる。作家以外にはわからなくても、作家自身でさえ気付かなかったとしても、それは作品のどこかにDNAのように生きていくのだと信じています。

立体も作りましたー建部弥希ドローイング展 [アート]

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洋画家建部弥希さんですが、今回は立体作品も展示しています。

もちろん油絵だって描くことは大好きな建部さんです。
立体作品も作るのが楽しいとおっしゃいます。
もの作りが大好きってことです。

作品に使われているいろんなパーツ。見つけるとわくわくするのがよくわかります。何に使うあてもなく、でも何だか素敵なものが作れそうな気がして手に入れてしまうのですね。
自分のところにきてから何年もたってから作品になることもあるし、それが手に入るともう勝手に手が動くこともある。

作家にとって珠玉の時間でもあるのです。

ウチがたくさんー建部弥希ドローイング展 [アート]

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今回の建部弥希さんの個展ではおウチの作品がたくさんあります。もしかしたら半分くらいあるかもしれません。そのせいか「いつもの作品と違うね」と言われます。

建部さんは「どうして?と言われても困るのですが、いつも描きたいものを描いています。光もウチも自分の中では描きたい対象でしかありません」と言います。

何年か前に面白い屋根の2軒のウチが並んでたっているのを見たことがあり、それを絵にしたいと思ったのが始まりだそうです。それから時々おウチを描いています。今回もそれが描きたいし作りたかったので絵にもオブジェにもしました。小さなおウチの作品をたくさん。

ウチには人が住んでいます。だからここには人がいるというイメージもあるのだとか。

光を捉えるー建部弥希ドローイング展 [アート]

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建部弥希さんは光の画家だと思う。
絶妙な色使いも光と関係があるのではないかと。

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これ搬入の日彼女が撮った写真です。
光の揺らめきが印象です。

建部さんの見る光には彼女にしか見えない色があるのではないかと、この写真を見た時に思いました。
もしここに建部さんがよく使う色を付けたら彼女の絵に近いものができるような気がします。

建部作品に光を感じたのはモネに感銘を受けた直後でした。
建部さんもまた光を表現したい。モネとは全然違う色だけど、それは彼らの感性や体質の違いなのではないか。モネは水を通して光を追求したけれど、建部さんは光と影のコントラストで追求している。

色のバランスー建部弥希ドローイング展 [アート]

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建部弥希さんの作品を見るたびに思うのは「色のバランスが絶妙だ」ということです。

緑・オレンジ・赤紫・黄色・黄緑
色の名前を列挙して頭の中で描いてみたら美しい色合いを思い浮かべることが難しい。どれも主張が強い色。それなのに建部さんの手にかかるとこんなにも美しい画面になる。
一歩どころか半歩間違えてもただただ色達が氾濫して下品になりそうだ。

本人は「色に自信が無い」と言う。それどころか「この色しか使えないんです」とまで。もっとバランスをとり易い色はいくらでもあるだろうに。
「これしか使えない」というところにむしろ大事なことがあるのかもしれない。

いつもと違う?ー建部弥希ドローイング展 [アート]

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建部弥希さんは人気の作家です。ファンも多い。

そのファンのみなさんが「これ、建部さんの個展ですか?」とか「もう変わってしまうのですか?」とかみなさん不安な表情を浮かべます。

そんなことはありません。建部さんの中にあったものですからこれも建部さんなのです。

では今までの建部さんはどうなるのか。そのあたりを今日のギャラリートークなどを通して会期中に解明できたらいいなと思っています。
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