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菅沼鉄王展ー最終日 [アート]

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「菅沼鉄王展ー風景」は本日最終日です。
風景に対する独特な対峙が生み出した世界をご覧いただきました。

次回は2月4日からロングセラー企画の「猫展」です。22日が「猫の日」であることから22日(月)が最終日です。(火曜休廊)イレギュラーな会期です。是非お楽しみに。

縦の絵ー菅沼鉄王展 [アート]

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昨日紹介した人物の絵は別として、菅沼鉄王さんの絵はほとんどが横位置です。
「僕の絵は風景だから横なんだよ」とおっしゃりながら、「この絵は珍しく縦です」と。

新しい何かが菅沼さんの中に生まれているということなのでしょうか。

美しい黒を求めながら新しい側面が出てくる。これからもずっと見続けられる楽しみです。

人物の向こうにも風が吹くー菅沼鉄王展 [アート]

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「人物を描いていても、その壁の向こうには風景がある。そうすると人物のある風景として描く。」野田と言います。

作家本人に意識なのだから、見る側がどう見ようと風景として捉えているということなのでしょう。

壁の向こうに風が通る。菅沼鉄王さん独特の世界観がここには存在しています。

美しい黒の追求ー菅沼鉄王展 [アート]

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菅沼鉄王さんが絵を描き始めた頃、「黒の絵の具はなるべく使わない方がいい。絵が汚くなる。」と言われたことがあるそうです。でも菅沼さんは黒は美しい色なのだから美しい黒の表現をしてみようと思ったそうです。以来「黒」を追求しているのです。

今では「白は重くて黒は軽い方がかっこいい」と思う。どうしたらそうなるのかの追求が今の課題だそうです。絵の中の赤いボールや旗の青や黄色は、より効果的に見せるために描いているのだとか。絵の具に砂を混ぜることもします。

たくさんの試行錯誤がまだまだこれからも続くのだと思います。

風景ー菅沼鉄王展 [アート]

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菅沼鉄王さんの絵を見てなぜこれを風景というのだろうと不思議に思う人は多いと思います。私自身もそう思ったのだから当然の疑問だと思います。

絵を描き始めたときは静物画を描いていました。ある時モチーフの後ろの壁を無くしたらと思ったそうです。それは静物のある風景になんだと認識したと言います。壁をなくすとそこには風が通る。風が通るのは風景なんだという概念で絵を描いているので「風景」
そこには菅沼さんの精神性がある。

敢えてタイトルを考えることはしない。言葉に置き換えるとしっくり来ないことが多いからだそうです。

チャレンジャーー菅沼鉄王展 [アート]

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師の歩みを追うように菅沼鉄王さんも、公募団体行動美術協会にチャレンジするようになりました。

有名どころでは日展を始めとして美術公募団体はたくさんあります。それぞれの団体にはいろいろな特徴があります。画家はみんな何処かに入らなければいけないということはありませんが、団体に所属すれば会の展覧会を始めとして切磋琢磨の場になっていることも事実です。また団体に所属するにはそれぞれが定める水準に達していなければならず、その団体が主催するコンペで認められなければなりません。

菅沼さんは必死に絵を描きました。
何度も何度もチャレンジしましたが入選することができません。
どうしたらいいのかと師に問えば「いい絵をたくさん見なさい」と言われたくさんの展覧会を見て回りました。それでもだめ。「たくさん描きなさい」と言われればこれでもかというほど描きました。

7度目のチャレンジでやっと入選することができたのです。
「何でこんなに努力したのに入れてくれなかったのか」と審査員に聞いてみると「入選できる絵を描かなかったからだよ」と言われたそうです。また「7度の積み重ねがいい絵に繋がったのだ」とも言われたそうです。それらの言葉が今も心に刻まれている。だから今でもたくさんの作品を見るしたくさんの絵を描くのです。

*たまたま今回は行動美術協会の菅沼鉄王さんの個展ですが、プリズムは美術団体の派閥に左右されていません。新制作協会・国画会・白士会などいろいろな団体の会員の展覧会を企画してきました。もちろん団体に所属していない作家の展覧会もです。これからもそれは変わりません。プリズムの姿勢に共感してくださる作家の皆さんを紹介していく所存です。明日生きていく希望を与えてくれる作品を制作してくださる作家さんとともにあゆみます。

師に恵まれてー菅沼鉄王展 [アート]

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昨日菅沼鉄王さんのギャラリートークがありました。
興味深い話がたくさん聞けました。
うまく皆さんにお伝えできるかどうかわかりませんが、今日からはギャラリートークで語られたことをベースに書きます。

前にも書きましたように、就職とともに好きな絵をカルチャーセンターで勉強するようになりました。
油絵の具の使い方も知らなかったから、まずはそれを知ろうというのが目的だったそうです。
そこでの師との出会いが、菅沼さんのそれからを大きく変えていったようです。師とは今は亡き仲谷孝夫先生です。
元高校教師だった仲谷孝夫先生。定年後、カルチャーセンターの講師となったのですから何も知らない若者に絵の具の使い方から教えるのはお手の物。そこで、菅沼さんはメキメキ腕を上げていったのです。

大分腕を上げたある時先生に「どうしたら絵がうまくなりますか?」と質問すると先生は「会社の仕事もちゃんとできない人にいい絵は描けない」とおっしゃったそうです。もちろん菅沼さんは師の言葉を信じ仕事も絵も極めることを心がけたそうです。

その師が「行動美術協会」の会員だったことから、菅沼さんもその会を目指すことになるのです。

100号も描くけど0号もねー菅沼鉄王展 [アート]

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昨日紹介した作品は100号です。

菅沼鉄王さんは、大きな作品ばかり描く作家というイメージがあります。150号ばかりで展覧会することもあるのだから。

今回は100号が一番大きくて2点。

今日の作品は0号(12×16㎝)
0号でも同じ大きさの写真にしてみるとスケール感があまり変わらないのに驚きます。

100号はウチに入らないけど0号なら飾れます。菅沼ファンにはこの展覧会は朗報です。

絵を描くきっかけー菅沼鉄王展 [アート]

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菅沼鉄王さんの経歴は、ちょっと変わっています。
絵描きさんに資格はいらないのでどんな経歴だってかまわない。
だけど普通は、美術学校に行ったりします。

「高校を卒業して就職してみたら、まだその頃は週休二日制なんてなくて、定時に帰らされたんですよ。夏なんか、終業時間はまだ明るくてそのまま遊んでるのもなんだなあ、何かしよう。」と思ったそうです。「小さいときから絵を描くのは好きだったから、絵を習おう。」と入ったのは文化センターの絵画教室。それからずっと絵を描き続けているんだそうです。

独学だったり、絵描きさんが主催する絵画塾を経て絵描きさんになる方はたまにいらっしゃいますが、文化センター出身の方はとても少ないのではないかと思います。
菅沼さんの素養も良かったのでしょうが、いい先生に出会われたのだと思います。

明日23日(土)午後6時から菅沼さんのギャラリートークがあります。
そのあたりのことももっと丁寧にお話しくださるのではないかと思います。

菅沼鉄王展風景ー初日 [アート]

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本日より「菅沼鉄王展ー風景」です。

洋画家菅沼鉄王さんのプリズムでの初めて個展です。
美しい「黒」で描く独特の「風景」が並んだ会場は圧巻です。

明後日23日午後6時からギャラリートークも開催いたします。(入場無料、予約不要)

菅沼さんは21、23、24、27、28、31日在廊します。
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